コラボレーションエンジニアリングにより相互にノウハウを提供し合い、製品形状や工法まで踏み込
んで生産性・コスト・品質の改善に取り組んできました。
具体的な成果の例としては、同社独自の「金型カートリッジシステム」や「プッシャーライン」などが挙げられます。「金型カートリッジシステム」は、得意先メーカーの設計者と連携し、製品幅をそろえ、長さ寸法・穴位置・送り幅を絞り込んで金型を共通化することによって、新規金型の製作コストを大幅に削減するというものです。これにより、金型製作コストを80～90%削減。

SDGsを多様性豊かな企業へと発展するための“羅針盤”と位置づけ、2019年より取り組んでおります。省資源化については2010年より取組、材料・工数のムダを徹底的に排除してきました。サーボプレスの採用や、エネルギー消費の大きいコンプレッサーを必要分だけ出力制御するインバーター方式に変更したことで、電気使用量も削減しました。フォークリフトは電動式に、社用車はハイブリッド車に更新し、空調設備も新調して効率を上げました。ダイバーシティへの対応も進め、女性社員の割合はすでに25%を超えました。定年をむかえたシニアスタッフも積極的に継続雇用し、老若男女を問わない組織体制になっております。

• 産業のまちネットワーク推進協議会